Skip to content

日加hub

Menu
  • ホーム
  • バンクーバー
  • トロント
  • その他の都市
  • フリー掲示板
Menu

カナダの通貨とチップ制度

Posted on 3月 10, 20243月 10, 2024 by admin

通貨


カナダの通貨は、カナダドル(CAD)です。カナダドルは、セント(¢)とドル($)の記号で表されます。カナダの硬貨には、1セント、5セント、10セント、25セント、1ドル、2ドルの各種類があります。1セント硬貨は2013年に廃止され、今では最小単位は5セントとなっています。紙幣には5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの各額面があります。

カナダの中央銀行は、カナダ銀行(Bank of Canada)であり、カナダの通貨政策を管理しています。カナダ銀行は、物価安定や経済成長の促進を目指し、金融政策を運営しています。カナダドルの価値は、外国為替市場での需給や経済指標、国内外の政治・経済情勢などによって影響を受けます。

消費税


カナダには、消費税として「GST(Goods and Services Tax)」と「PST(Provincial Sales Tax)」または「HST(Harmonized Sales Tax)」の2つのタイプがあります。以下にそれぞれの税について説明します。

  1. GST(Goods and Services Tax):
    • GSTは、カナダ全土で一律の消費税率が適用される税金です。2022年現在、GSTの税率は5%です。これは、カナダ国内で購入されるほとんどの商品やサービスに適用されます。例えば、食料品、衣類、書籍、レストランでの飲食、サービス料金などがこれに該当します。
  2. PST(Provincial Sales Tax) または HST(Harmonized Sales Tax):
    • PSTは、州ごとに異なる税率で、商品やサービスに課される消費税です。一方、HSTは、一部の州でGSTとPSTが統合された税制で、一括して課税されます。
    • カナダの州は、異なる税率や税制度を採用しており、それぞれの州によってPSTの税率が異なります。例えば、ブリティッシュコロンビア州では7%、オンタリオ州では8%のPSTが適用されています。
    • 一方、HSTは、一括して課税されるため、州によって異なる税率があります。例えば、オンタリオ州では13%、ニューブランズウィック州では15%のHSTが適用されます。

GSTやPST(またはHST)は、商品やサービスの購入時に自動的に価格に含まれます。これにより、カナダ国内での価格表示は税込み価格が一般的です。例えば、10ドルの商品を購入した場合、税込み価格として10ドル以上が支払われます。

一部の商品やサービスは、GSTやPST(またはHST)の対象外とされることがあります。例えば、医療サービス、金融取引、保険、不動産の売買などがこれに該当します。また、一部の商品やサービスは、特別な税率が適用されることもあります。

消費税は、カナダ政府の歳入源の一つであり、国内経済の活性化や社会福祉の向上に役立っています。消費税の運用や税率の変更は、カナダの経済や税制に影響を与える重要な政策の一部です。

以上が、カナダの消費税であるGSTとPST(またはHST)に関する説明です。消費税は、カナダ国内での商品やサービスの取引において重要な要素であり、消費者や事業者にとって理解しておくべき税制の一つです。

カナダ 州税一覧:

州PSTGSTHST合計
Alberta5%5%
British Columbia7%5%12%
Manitoba7%5%12%
New Brunswick15%15%
Newfoundland and Labrador15%15%
Northwest Territories5%5%
Nova Scotia15%15%
Nunavut5%5%
Ontario13%13%
Prince Edward Island15%15%
Quebec9.975%5%14.975%
Saskatchewan6%5%11%
Yukon5%5%

チップ制度


カナダでは、レストランやカフェ、タクシーやホテル、美容院などのサービス業界で一般的にチップを渡すことが一般的です。以下に、カナダでのチップ制度について詳しく説明します。

  1. レストランやカフェ:
    • レストランやカフェでは、食事をする際にサービス料が自動的に請求されることはほとんどありません。代わりに、サービスの質や満足度に応じてチップを支払うことが一般的です。
    • チップの相場は、一般的には飲食代金の15%から20%程度です。サービスが特に良かった場合や大人数でのグループなどでは、さらに多くのチップを渡すこともあります。
  2. タクシー:
    • タクシーを利用した際にも、運転手にチップを渡す習慣があります。一般的な相場は、運賃の10%から15%程度です。
  3. ホテル:
    • ホテルでは、荷物を運んでもらったり、部屋の清掃やサービスを受けた際にもチップを渡すことが一般的です。荷物運びや清掃スタッフには、1つあたり数ドルから数十ドルのチップを渡すことが一般的です。
  4. その他のサービス業:
    • 美容院やスパ、マッサージなどのサービスを受けた際にも、担当者にチップを渡すことが一般的です。一般的な相場は、サービス代金の15%から20%程度です。

カナダでのチップは、サービスの提供者に対する感謝の意を示すものとして捉えられています。特にサービスが良かった場合や、心地よい経験を提供してくれた場合には、適切なチップを渡すことが一般的です。

チップは基本的に現金で渡すことが一般的ですが、クレジットカードでの支払い時にもチップを追加することができます。ただし、チップを渡すかどうかは自由であり、必ずしも義務ではありません。しかし、良いサービスに対しては感謝の意を込めてチップを渡すことが、カナダでの一般的なマナーとされています。

以上が、カナダでのチップ制度についての説明です。サービス業でのサービスを受けた際には、適切なチップを渡すことで感謝の気持ちを示し、サービス提供者との良い関係を築くことができます。

フォーラムを検索

  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
©2025 日加hub